する事になってしまいました

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

する事になってしまいました

間もなく、息子は 体温が40度にもなる熱を出しました。
病院で 注射と熱さましの頓服を服用すると、一旦 熱は下がりますが、夜になると また 高熱にうなされます。
その日の晩に 近くの緊急診療所へ行くと、「普通の風邪ではないかもしれない」と 言われ、今すぐ医師会に行って、家の近くの病院を紹介してもらうように言われます。

 そして医師会に行き、医師会から紹介された病院へ行くと、インフルエンザと診断されたのでした。
注射と熱さましを使って 熱を下げようとします。
しかし、三日経っても、熱は 全く下がりませんでした。
結局その病院は ちゃんとした設備がないとの理由から、総合病院へ行くようにと 紹介状を書いてくれます。

 総合病院に行くと、即入院する事になってしまいました。
痛々しい入院生活の二週間後、退院することが出来ます。
息子は 昨日までの生活から開放された為か、入院をしていたのが嘘だったのかと思わせるほど、私達の注意も余所(よそ)に はしゃいでいました。

 しかし翌朝、息子は 意識が朦朧(もうろう)とした様子で、ぐったりしていました。
かすれた声でしか返事をしない息子に、驚いた私たちは 救急車で病院へ運ぶことにします。
そして、前回同様、点滴と薬漬けの二週間の入院生活が また始まりました。

 そして、退院したその日の夜に またもや40度の高熱を出したのです。
救急車を呼ぼうとしていると、「あの病院には もう、入院させたくない」と、妻に懇願されてしまいました。

 ならば、もっと大きな病院へと 電話帳で探しまくります。
その結果、御茶ノ水の順天堂大学病院がいいと判断し、電話をしました。
私の住所からすると、浦安の順天堂の方が近いので そちらに行くように指示されます。

 救急車の手配をしました。
受話器を置いた途端、ベルが鳴ります。
順天堂大学浦安病院(順天堂大学医学部附属浦安病院)の婦長さんからの電話でした。
「くれぐれも、救急車で連れてくる事は 絶対にやめて下さい、それでは。」

 サイレンの音と共に階段を駆け上る音、さっき呼んだ救急車が来たのです。
来るなと言われたけれど、わざわざ来てもらったのに断れませんでした。
救急隊員は びっくりします。
何回計っても 体温が43度より、少し上だったからでした。

救急車で、順天堂大学浦安病院へ到着。
息子は 緊急処置室に運ばれましたが、手続きをしている側(そば)から、妻と救急隊員達に えらい剣幕で激怒している婦長さんが居りました。
「あれ程、救急車を使っては いけないと言ったのに。」
PR